春日井の家

私は、桑原木材に勤めて９年目の建築士です。当然ですが、自邸は自ら設計し、信頼できる自社の職人さんたちと一緒に建てました。

内装には自然素材の仕上材を取り入れました。床には無垢の赤松を採用しています。やわらかく温かみのある木材です。多少の傷はつきますが、それは家族の歴史として味わいにあるのではと思います。壁はシラス塗り壁です。左官屋さんが現場で仕上げます。調湿効果があるので、室内が快適です。

室内の空間は、斜め天井の高いリビングと天井高を抑えたスペースを作りました。開放的に明るいスペースと包み込まれるように落ち着くスペースの両方が室内にできました。また、立体的に室内が使えるように小屋裏の空間はロフトにしました。

間取りや動線は家族が生活しやすくなるように妻と相談しながら決めました。キッチンの位置や水廻りの動線など妻の意見も取り入れながら長く住みやすい家を目指しました。

住んでみて本当に満足してます！家族が落ち着いて暮らせるような住宅にしたかったので、妻と子供も大満足してくれて本当に良かったです。想像以上に風通しが良く、木の香りがして、暖かな空気が流れて、心地良いです。