ＱＯＬ(Quality　of　Life「生活の質・人生の質」)が上がる家

二人とも惹かれた家でした

　結婚後、一度注文住宅建設用に土地購入の寸前まで行ったのですが、こちらの諸事情でキャンセル。いろいろ落ち着いて「もう一度あの土地を」と思った頃にはすでに売約済で、そのままなんとなく諦めてしまって。とはいえ賃貸の生活は、生活音も気になり快適とはいえなくて。もう一度真剣に考えてみようと家探しを再開しました。

　条件は二つ。一つは自然が身近に感じられる環境であること。もう一つは通勤の便がいいこと。もう一度注文住宅をとも思ったのですが、土地＋建物全部を一から十まで決めるとなると大変だなあと。だったらプロが間取りや建具を選んでくれた分譲もいいかもしれないと探し始めました。

　ネットで見て妻が「いいな」と思った家(実はそれも桑原木材の分譲住宅でした)があったのですが、詳しく調べたり内見申込する前に売れてしまって。ご縁がなかったねと諦めて探すうちに、見つけた物件が今の家。その頃は「桑原木材」という会社がどんなところかも知らなくて。ただ夫婦それぞれに、別々のタイミング(と物件)で桑原木材の家に惹かれていたんですね。

プロがプランニングした快適な家

　見つけた当初、こちらの物件はまだ建築中。なので、建築途中の写真や設計図、全く同じではないけれど似たような他の分譲住宅も見せてもらったり、夫婦だけで現地に足を運んだりもしました。場所も建物も申し分なく素敵で、建築途中ではありましたが契約を決めました。

　一級建築士の方が、利便性や快適性を考えて作ってくれた建物は、やっぱりいいものですね。最初は(敷地に高低差があり、道路に面する駐車場に対して、玄関は階段を登らなくてはならない)不便な構造かとも思いましたが、このおかげで1階のリビングからでも広々とした景観が楽しめます。しかも駐車場にカーポートを設置したことで、道路からの目線が遮られるようになって快適性が増しました。これからの季節、リビングから続くウッドデッキで夕涼みなんかもできそうで、すごく楽しみです。

　その他にも、広々としたキッチンや居心地の良いリビングは最高。アカシア材を使った無垢フローリングの存在感も気に入っています。畳の部屋がリビングと隣接しているのもいいですね。夏になったら、畳でごろごろなんて気持ちよさそう！

リアルで見て、触れて

　ここに住み始めて感じているのは、今までとは格段にQOL(Quality of Life 「生活の質・人生の質」)が上がったということです。静かで自然が多いことはもちろん、通勤も(渋滞などがないので)以前より楽になりました。あと、二人とも旅行好きなので、駅が近いことも嬉しいです。犬山なら特急で、乗り換えなしで中部国際空港まで行けますし。

　まだここには1～2カ月しか住んでいないのですが、湿度がちょうど良いとも感じています。じめじめしないし乾燥しすぎもしない。冬もきっと結露しないんだろうな。無垢羽目板や無垢フローリングなど、木が贅沢に使われている家だから調湿作用が働いているのかな。この分なら夏も涼しく、冬は暖かく過ごせそうです。

　これから家を探そうという方へのアドバイスとしては、ネットで見るだけでなく、ぜひ現地や現物を見て触ってほしいと思います。あと、プロが作った設計は、いろいろ細かいところまで配慮されていていいですね。窓だけでも、お隣からの目線も考慮してすりガラスになっている場所や、室内が暗くならないよう明かりを取り入れるための窓、眺望が思い切り楽しめるような大きな窓と、さまざまなタイプが設けられています。その土地の環境(周辺の地形や、風向き・湿度など)まで考えて、快適に暮らせるように設計できるのはやはりプロだなと。

　あと、気に入った物件があれば早めに相談した方がいいです。先に売れちゃうと悔しいというのももちろんだけれど、会社によってはお願いを聞いてくれる場合もあるんです。たとえばうちの場合だと、宅配ボックスも、僕ら好みの家の外観に合わせたものに変えてもらったり。桑原木材さん(の営業の新谷さん)は、変更可能なタイミングだったら、嫌な顔ひとつせずに対応してくれました。分譲というと自分好みにできないイメージがありますけど、そうとばかりもいえないものですね。

　家って、一度購入したら「はいおしまい」ってものじゃないと思うんです。あとから「こうしたい」ってものが出てきたり、どうお手入れしたら良いかとかわからないことも出てくるし。そんな時でも、新谷さんは快く相談に乗ってくれて、いっしょに解決策を考えてくれます。こういった信頼できる人とのご縁も大切だなあと思います。